『街場のメディア論/内田樹』 [(そして本も)]
先日の〝紙の本か電子書籍かで、「誰ひとり〝書棚の意味〟について言及しない」(『街場のメディア論』)ということを読んだとき、これだ!!と快哉を叫んだ〟の続きを書きます。
iPhoneとかiPadにまったく縁がない私にとって、電子書籍は想像もつきません。
「欲しい」と思えるのか否かをどうやって考えればいいのか、雲をつかむような話だとは思うものの、自分でも納得いく説明がいかなかったところ、この本に出会い、これだ!!と思ったのです。
電子書籍は場所を取らないと言われても……
自分がどんな本を所有しているのか、ぱっと見てわからないことが想像できません。
むしろ、持っている本をどう並べるかがかなり大事な案件です。
今はまっている本、これだけは常に前面に置いておきたい本、そのうち読もうと思っている本は、本棚のいいところに並べられます。
はまっている本はその時々で変わっていくので、入れかえを要します。
また、いいところに並べたい本は、いいところのスペース以上あるので、ローテーションも必要です。
だから、本の並べ方は結構かえます。
そして、それは楽しい作業でもあるのです。
電子書籍にこの楽しみはありません。
よその家に行って本棚を見る機会があると、つい目がいきます。
ああ、この人はこんな本を読むんだ、とか、
へえ、こんな本があるんだ、とか、
よその家の本棚は、興味津々です。
それが、電子書籍であったなら、その楽しみはかないません。
やはり、本は紙媒体で所有したいと思います。
そして、本棚に並べたい!!
それは、CDにも言えます。
CDの並べ方も悩ましく楽しい案件です。
読みたい本がことごとく絶版になっていたりすると、電子書籍に加勢したくなる場合もありますが、もっぱら紙の本の読みやすさに頼っております(^o^)/
書棚の整理については、このところ、増えすぎた本が書棚からあふれ、どう手をつけたらよいものやら、難儀しております(^o^;)>poripori
CDの整理については、一度記事にしたことがありますので、トラックバックいたします。
by narkejp (2011-02-13 07:19)
確かに絶版になったもので、電子書籍でしか読めないならば、迷うことはありませんね。
でも、できるならば紙媒体で読みたいと思います。
最近は、ネットで古本を探すことが多いです。
古本でも手に入った時は、嬉しくてたまりません。
by のすけの母 (2011-02-13 20:12)