名フィル 第378回定期演奏会~リンツ~ [名フィル]
3月11日(金)18:45~ 愛知県芸術劇場コンサートホール
交響曲第36番ハ長調K.425『リンツ』(モーツァルト)
交響曲第3番ニ短調『ワーグナー』(ブルックナー)
[指揮]小泉和裕/名フィル
昼間の地震のときには、高い階にいたので、それはそれは揺れました。
本当に恐かったです。
こんな時にコンサートへ出かけるのは不謹慎ではないか、とか、
コンサートホールにいる間に地震におそわれたらどうしよう、とか、
いろいろ考えあぐねている間に時間は流れ、
結局開演ぎりぎりの到着。
そんな雑念を消すだけの力を、モーツァルトの『リンツ』にはありませんでした。
やっぱりモーツァルトは難しいようですね。
ブルックナーの方は、時間のかかる大作だし、金管楽器が派手に鳴るしで、
ある意味わかりやすく、拍手が続いていました。
まあ、私もブルックナーの方が聴けるとは思ったけれど、
それも比較の問題で……
う~ん、名フィル……
来年度も定期会員なので、ぜひ頑張っていい演奏してください!!
名フィル 第377回定期演奏会~ウィーン~ [名フィル]
2月18日(金)18:45~ 愛知県芸術劇場コンサートホール
【マーラー没後100年記念プログラム】
交響曲第9番ニ長調(マーラー)
[指揮]フィッシャー/名フィル
今回のコンサートは、昨夜までもう諦めていました。
体調が悪く、なによりちょっとしたのどへの刺激で咳がとまらなくなるのです。
コンサートホールでこれはないでしょう!!
でも、フィッシャーさんラストなので、なにをおいても行きたい!!と思っていたので、
今日もチケットとのど飴を持って職場へ。
昼頃、なんか大丈夫そうに思えたので、コンサートに行くことに心を決め、
それに向けて、サクサク仕事をこなし、早めに職場を後にしました。
実は、今回は予習をしようと思ってCDをずっと出していました。
ただ、この曲は長いので、なかなかかなわず、結局予習することなく出かけました。
でも、予習しなくてよかったと思っています(負け惜しみ!?)。
この長い曲の緩急や強弱を、CDで集中して味わえるかといえば自信がありません。
コンサートホールだからこそ、指揮者の手を見て、その音楽に没頭できます。
特に4楽章。
最後の静かな静かな終わり方。
こちらも息を殺して、フィッシャーさんを見ながら、音に集中します。
最後の最後、フィッシャーが手をおろすまでの時間を味わえるのも、コンサートならでは。
演奏後は拍手がなりやまず、皆フィッシャーさんを名残惜しんでいるようでした。
名フィル第376回定期演奏会~ニューヨーク [名フィル]
1月21日(金)18:45~愛知県芸術劇場コンサートホール
「カントリー・バンド」行進曲(アイヴズ)
ピアノ協奏曲ヘ調(ガーシュウイン)
交響曲第9番ホ短調作品95(ドヴォルザーク)
[ピアノ]ボリス・ギルトブルク
[指揮]シュテファン・ショルテス/名フィル
内容は、まあなんというか……
要は好みの問題というか……
つまり、前半プログラムはあまり楽しめなかったということです。
いい悪いではなく、私の好みではないということです。
暖かいホールで、ついつい睡魔が襲ってくるのと格闘しておりました。
後半は、おなじみの曲で、あまりに有名故、音がはずれるとすぐわかったり、自分がいつも聴くCDと違うとすぐわかったり、
これもまあ、いいのか悪いのか……
でも、ドヴォルザークは好みです。
久々に、オケっていいなと思いました。
(それくらい、日頃音楽を聴いてないということですが)
(アンコールは嬉しかったです。
まさかの2曲!!
特にリストが☆)
名フィル第375回定期演奏会~ローマ [名フィル]
12月17日(金)18:45~愛知県芸術劇場コンサートホール
朱鷺によせる哀歌 作品12(吉松隆)
交響詩『ローマの噴水』(レスピーギ)
交響曲第2番ホ短調作品27(ラフマニノフ)
[指揮]尾高忠明/名フィル
前回とうとう欠席してしまった名フィル定演ですが、
この日は、朝から「絶対行く!」という気持ちで仕事にのぞみ、
なんとかいい時間に職場を出、
10分前には会場に入れました。
ライヴだけでなく、日々の生活で音楽の潤いに欠く毎日なので、
久しぶりのコンサートは、乾いた砂が水を吸うように、私の心にしみわたりました。
特に尾高さんの指揮がすばらしかったです。
決して派手ではない、しかし、とてもしなやかな腕の振りで、
見事に名フィルを束ねていました。
オケの方々も、とても気持ちよく演奏していたんじゃないかと思えました。
終演後、外は夜景がとてもきれいで、携帯で思わず撮りましたが……いまいち。
名フィル第374回定期演奏会~サンクトペテルブルク~ [名フィル]
昨夜、とうとうお休みです
職場を出た時間が、到底間に合わない時間。
やっぱり来季は定期会員はあきらめるかな……
残念
(かといって、土曜の会員になろうとは思えないのです。)
名フィル 第373回定期演奏会~ロンドン~ [名フィル]
10月22日(金)18:45~ 愛知県芸術劇場コンサートホール
歌劇『ロンドンのイタリア女』序曲(チマローザ)
ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64(メンデルスゾーン)
ロンドン交響曲(交響曲第2番) (ヴォーン・ウィリアムズ)
[指揮]マーティン・ブラビンス/名フィル
[ヴァイオリン]ジェニファー・パイク
これまで、聴き方のマナーなど他人に厳しい私でしたが……
もう人のことをとやかく言う資格はありません。
言い訳をするならば、この日はぎりぎりに芸文入り、
座るとほっとして、一週間の疲れもあって、
情けないことに睡魔に襲われました。
10月から忙しくなって……おそらく、これから毎回こういう思いをするかもしれません。
来年はもう定期会員をやめようか、と思案中です。
でも、定期会員をやめると、コンサートと縁が切れそうで……
おらが街のオケを支援するのも大事だし……
名フィル 第372回定期演奏会~名古屋~ [名フィル]
9月3日(金)18:45~ 愛知県芸術劇場コンサートホール
〈マーラー生誕150年記念プログラム〉
二つの素描~独走ヴァイオリンとオーケストラのために(斉木由美)
★委嘱新作世界初演
交響曲第5番嬰ハ短調(マーラー)
[指揮]ティエリー・フィッシャー/名フィル
[ヴァイオリン]植村太郎
ご無沙汰のブログです。
ブログのテーマがテーマだけに、秋になったらしっかり更新!のつもりですが、
秋の気配どころか、まだまだ盛夏の勢いです。
(ちなみに、明日の名古屋の予想最高気温が38度!!!!)
それでも、名フィルの定演に行ってきましたので、そのことは記しておこうと思います。
今回は珍しく予習しました。
といっても、新聞の記事を読んだだけなのですが……
マーラーの方ではありません。
新作かつ名フィルの委嘱作品である「二つの素描」の方です。
先日の朝日の夕刊に載っていました。
斉木さんは三重の出身です。
(三重出身の私は、それだけで親近感を持ってしまいます!)
ソリストとオーケストラが語り合う、いわゆる過去の形式ではなく、「歌と伴奏」という様式なんだそうです。
1曲めが村上春樹の『海辺のカフカ』に触発されたとあったので、それはもう楽しみにしておりました。
(そんなに読んではいませんが、村上作品の中で一番好きですから)
「森」を表すオーケストラと「旅人」を表すヴァイオリン。
それを頭に入れていったのですが……
やはり現代音楽、難しいです。
でも、森のイメージはなんとなくですがつかめたつもりです。
現代音楽はパーカッションが多くて楽しいです。
また、ホルンを、吹かずに吹き口を手でたたいて音を出しているのもおもしろかったです。
実は、演奏会の前にプレトークがあり、斉木さんのお話が聞けました。
おおむね新聞の記事の内容と同じようなものでしたが、
ヴァイオリニストの植村さんとも一緒にお話されたのが、よかったです。
なんでもお二人は以前も縁があったとか。
(ピアノの先生・生徒の間柄だったんだそうです!)
で、マーラーの方はというと、
名フィル 第371回定期演奏会~パリ~ [名フィル]
7月9日(金)18:45 愛知県芸術劇場コンサートホール
パリのアメリカ人(ガーシュウイン)
2台のピアノのための協奏曲ニ短調(プーランク)
交響曲第3番ハ短調作品78『オルガン付』(サン=サーンス)
[指揮]円光寺雅彦/名フィル
[ピアノ]マテオ・クルー ルイ・シュヴィッツゲーベル=ワン
[オルガン]小林英之
いつもコンサートへ出かける時は、雨!!
そんな悪天候の金曜日というのに、今夜は客席がうまっていました。
プログラムのおかげでしょうか。
「パリのアメリカ人」は、最後まで通してちゃんと聞いたことはなかったので、初めてきちんと聴きました。
サックスが客演でいましたね。
第2部で聞かせてくれました。
この部分から「ラプソディー・イン・ブルー」へと頭の中ではつながっています。
そう、「フックト・オン・クラシック」です^^
プーランクの二人の若いピアニストも才気あふれ、とても楽しめました。
特にアンコール!!
二人とも、音楽大好き、ピアノ大好きというノリで、とてもよかったです。
また、是非名古屋へ来てほしいです!!
そして、いよいよサン=サーンスの「オルガン付」です!!
これも大好きで、しかも初ライヴとあって、もうずっとずっと前から楽しみでした。
弦の強弱がとてもいいアクセント、そこにピアノがからむ美しさ。
そして、オルガン。
やはり、第2楽章第2部の最初のオルガンの荘厳さは見事!!
思わずいい意味で総毛立ちました。
終演後の拍手はなりやまず、それは円光寺さんのタクト故でもあるでしょう。
すごく聞かせてくれました。
今夜はよかった、今夜は最高!!
待望の『オルガン付』です!!
名フィル 第370回定期演奏会~マドリード~ [名フィル]
6月18日(金)18:45 愛知県芸術劇場コンサートホール
花の章(マーラー)
『マドリードの夜の帰営ラッパ』の4つのオリジナル版(ボッケリーニ/ベリオ)
アランフェス協奏曲(ロドリーゴ)
バレエ『三角帽子』全曲(ファリャ)
[指揮]川瀬賢太郎/名フィル
[ギター]福田新一
[メゾ・ソプラノ]藤井美雪
W杯で毎日サッカーが見られる至福の毎日をおくっているため、頭の中はサッカーのことばかり!!
今夜も、早く帰って「ドイツvsセルビア」が見たい!!という気持ちでいっぱいでしたし^^
今夜のテーマは〝マドリード〟。
マドリードといえば、レアル、いやレアルよりバルサの方かいいよ……と、ついサッカーのことが!!
『三角帽子』でのカスタネットや手拍子で、ついサッカーのチャントを思い浮かべたり。
今夜は、ダメ。
音楽を味わう頭ではなかったです。
名フィル 第369回定期演奏会~バーゼル~ [名フィル]
5月14日(金)18:45 愛知県芸術劇場コンサートホール
交響曲第4番『バーゼルの喜び』(オネゲル)
ピアノ協奏曲ト長調(ラヴェル)
交響曲第5番ニ短調作品47(ショスタコーヴィチ)
[指揮]ティエリー・フィッシャー/名フィル
[ピアノ]北村朋幹
待ちに待ったラヴェルの日です!!
世間的にはきっと後半プログラムのショスタコーヴィチがメインなのでしょうが、
私にとってはラヴェルがメイン!!
のつもりで出かけたのですが……
後半のショスタコーヴィチを聴いてさもありなんだったのですが、
なんかラヴェルは消化不良。
もちろん北村君のピアノは秀逸なんですが、
出だしのピッコロからしてズッコケ状態で、なんか全体的にグダグダ感が否めない。
結局1楽章はそのまんま(涙)。
スローの2楽章で取り戻したものの、やっぱり3楽章で……。
なんかラヴェルのリズムに全然のれてないのです。
特に打楽器。
好きな曲だから、いろんなCDで聴いていたのがいけなかったのでしょう。
初めて聴いたのなら、それなりに感激して終われたものを、
ついいろんな演奏と比べてしまうので……
それにひきかえショスタコーヴィチの方はしっかり練習しました、という感じで、聴き応えありました。
初めて生で聴いて、よかったです。
きっとこっちに練習時間をとられたのでは?と勝手に勘ぐっています^^