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もう一度ラヴェル@N響 [ラヴェル]

私が名古屋で聴いたN響のラヴェル、それと同じプログラムのサントリーホールの公演が、今日NHKhiで放送されました。会場が違い、その日のコンディションやらモチベーションやらが違えば、厳密には同じものではないにしても、またあの公演を楽しめると思うと嬉しく、前々から放送されるのを楽しみにしておりました。本当は、BSで2月に放送するはずだったのですが、国会中継で中止。今週金曜日にBSでも放送されるようです。

どうしたってメインは「悲愴」でしょうけれど、私にはラヴェルが一番です。
ライヴではいまいち乗り切れてなかったように思えた「優雅で感傷的なワルツ」も、テレビで見るとなかなかでした。
もちろん、「左手のためのピアノ協奏曲」は圧巻です!!
ただ、ピアノ協奏曲は、正直ライヴの方がよかったような気がしました。
ただ、テレビだといろいろな角度から撮ってくれていて、視覚的に楽しめます。

ちなみに「悲愴」では、第3楽章が終わったところで、フライング拍手がありました。
いや、フライングというより、第3楽章がよかったから拍手したのかもしれません。

基本的には、自分がいいと思ったところで拍手すればいいと思っています。
ただ、楽章と楽章のつながり、音符がないところもひっくるめて、トータルで曲作りをしている人たちからしたら、どう思うのでしょうか。
演奏に没入して、聞こえてないかも。



そういえば、最近ラヴェルをあまり聴いてなかったのですが、またムラムラと聴きたくなってきました。
会場で売っていたコラールのラヴェルのCDを聴いてみましょう。
ピアノ協奏曲が2曲、そして「鏡」も入っています♪

ラヴェル:ピアノ協奏曲

ラヴェル:ピアノ協奏曲

  • アーティスト: コラール(ジャン=フィリップ), フランス国立管弦楽団, マゼール(ロリン), ラヴェル
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2006/12/20
  • メディア: CD
そういえば、今週金曜日は、名フィル定演で、ラヴェルの「ピアノ協奏曲ト長調」が聴けます。

 


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コメント 4

ポッチ

のすけの母さん、おはようございます。
ドイツ音楽に疲れた(?)耳には、ラヴェルやドビュッシーはやさしくて心地良いですよね。私も最近ラヴェルの協奏曲聴いていないので、ムラムラ(笑)してきました。
コラールのピアノ、けっこう気になってます。
by ポッチ (2007-03-21 04:14) 

e-g-g

コラールに反応しました。「生」を聴かれたんですね。若い頃のしなやかな印象が、記憶に残ってます。ベロフと組んだ「ハンガリー舞曲集」など、すごく良かったです。最近どうなんでしょうね?あまり新録音を目にしませんけど。
あっ!ご紹介のラヴェルが新しいのかしら?

いま思い出すと、コラールもマゼールもコンサートに行っているのに、あまり印象に残っていない、どうしてだろう?
by e-g-g (2007-03-21 21:01) 

のすけの母

ポッチさん、こんばんは。
フランスものはとっても好きなのですが、それでもずっと聴いているとベートーヴェン でお口直しならぬお耳直しをしたくなります。
でも、正統派(?)ばかり聴いていると、やっぱりフランスものに回帰していくのです。
で、明日は「ピアノ協奏曲ト長調」のライヴです。
by のすけの母 (2007-03-22 21:19) 

のすけの母

eguchiさん、こんばんは。
コラールは、実は全然聴いたことがありませんでした。
このライヴが初コラールだったのですが、素晴らしかったです。
で、会場で売っていたCDを買ってきました。
テレビでの演奏もよかったですが、私にはライヴに印象が強烈です。
明日は、フレデリック・シャスラン(指揮&ピアノ)を聴きにいきます。
by のすけの母 (2007-03-22 21:23) 

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