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『風の歌を聴け/村上春樹』 [(そして本も)]

本は文庫本サイズがお気に入り。
それで、文庫本で出ている村上春樹のものを買ってきました。
初めての村上春樹です。

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/09/15
  • メディア: 文庫

これは、青春小説ですね。
どんなものにも、出会うタイミングというものがあると思います。

う~ん……、出会うのが遅かったと言えるでしょう。
若いころに出会っていれば、熱中した可能性もあります。
今の私の心には、あまり響きません。
ただ、
かといって、おもしろくないかと言えば、そうでもないのです。
何か、心にひっかかり、それを探りたくって、文字を追っています。

続いて『1973年のピンボール』を読みかけています。


 


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コメント 4

珈琲党

> これは、青春小説ですね。

う~ん、的確(笑)
村上以前(と敢えて区分する)と違うのは、妙に生活感のある幻想的な世界を描く青春小説が登場したことでしょうか。「村上ワールド」なんてレッテルを貼った評論家がいたような気がしますが、他人様の感想に左右されるのがイヤで、ひたすら小説だけに専念していました。と、遠い目(笑)

そんなわけで、筆者の立ち位置が全く変わらないのに、読者がどんどん年を取ってしまい、「海辺のカフカ」辺りから違和感を感じてしまいました。

これは、作品や筆者ではなく、読者である私が「青春小説」の世界になじめなくなってしまったからだと思っています。のすけの母さんも、もしかしたら村上ワールドに接するのがちょっと遅かったかも、と失礼な感想を持ってしまいました。

村上ワールドに少しばかり心理的な距離ができてしまった感があるので、「1Q84」を読むのも、慌てなくていいのかなと思っているのかもしれません。

小説に飽きたら「意味がなければスイングはない」(文春文庫)がオススメです。

by 珈琲党 (2009-07-22 03:20) 

e-g-g

おぉ、懐かしいですね~
読んだのは30代だったはずですが、
メモリーからきれいさっぱり消えています。
どうしてでしょうね~

by e-g-g (2009-07-22 18:49) 

のすけの母

珈琲党さん、
私の感覚は、特殊ということではなかったんですね。
思えば、太宰治だって、10代の時に読んだのですーっと心にしみこみましたが、今読んでも、と思います。
で、『1973年のピンボール』も読み終え、今は『羊をめぐる冒険』を読んでいます。
by のすけの母 (2009-07-22 20:54) 

のすけの母

e-g-gさん、
村上春樹でお勧めはありますか?
(と、ここで書いてもしょうがないのですが、もし機会があれば教えてください。)
by のすけの母 (2009-07-22 20:56) 

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