SSブログ

京都五山送り火 [京都]

昨日も暑かったですが、今日はそれ以上の暑さでした。
(名古屋は39度を超えました。)
もう、暑くて暑くてばてています。
そんな中、夜NHKの「生中継 京都 五山送り火」を見ました。

京都へ行くと、「大」の焼け跡を見ることがあり、見るたびに一度送り火を見たいものだと思っていました。
そう、私にとって送り火は、葵祭りや祇園祭と同じ感覚でした。
観光客気分の物見遊山。
それが、今夜の生中継を見て、考え違いに気がつきました。

そもそも、「送り火」とは、五山の中で順番に火をつけていくからと思っていたのですが、
お盆に帰ってきた先祖の霊をあの世に「送る火」ということなのですね。
そうわかって番組を見ていたら、
「大」「妙法」「船形」「左大」「鳥居形」のそれぞれの意図(思い)や、
そういう伝統を守る京都という都市のあり方など、
かなりぐっときました。
そして、これまでずいぶん長い間、お盆というときを単なる夏休みとしかとらえていなかったと反省。
「五山送り火」をこの目で見たいと思ってきましたが、
チャラチャラした気持ちで出かけたら、罰が当たるとも思いました。

 

(ところで、パソコンはまだです。
またまた借りて更新しています。)

 

 


nice!(1)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 1

コメント 6

coco

こんばんは。
恐ろしい暑さですね…
地球温暖化ますます加速度をつけているので、ニュートンの来世紀の到来があるのかという不気味な予測も本当のように思えて恐ろしくもあります。

私もこの番組観ていました。
というのも、この中継が私の母校の屋上でされていたので思わず観いってしまって…
私は妙法の有難い字の火のついていないお山をいつも眺めながら学生時代を過ごしていました。
京都に住んでいた私も、この送り火は季節の行事程度に楽しんでいたのですが、年齢を重ねて見ると、幻想的で感動的で厳粛な気持ちになる行事となりつつあります。
by coco (2007-08-17 21:49) 

のすけの母

COCOさんはあの高校が母校なのですね。
ここのところ縁あって左京区には1年に何度か出かけます。
私は「大」の焼け跡しか知らなかったのですが、初めて「法」の焼け跡を見て、とても感激した覚えがあります。

>この送り火は季節の行事程度に楽しんでいた

それでも、よそから観光に来た者と違って生活者ですから、身にしみついた行事で、また行事を支えていたともいえますよね。
私は本当にお気楽さんでしたから、この番組を見られてよかったです。
これまであまりまじめにお参りもしていなかったので、
神社で手を合わすときも、
お墓で線香をともし手を合わすときも、
もっと真摯になろうと思っています。
by のすけの母 (2007-08-17 22:35) 

coco

こんにちは。

左京区までよくお出かけになるのですか?
私は左京区でも北のほうで生まれ育ちました。

>これまであまりまじめにお参りもしていなかったので、
 神社で手を合わすときも、お墓で線香をともし手を合わす
 ときも、もっと真摯になろうと思っています

私は昔から小心者のせいか、何ごとも神、仏頼み…
お願い事が多すぎるのですが、本当いつも真剣に祈って
しまって、きっと神様、仏様は困っているかもしれません…
いえ、苦笑しているでしょうね。
でも…別に信心深いわけでもないんです。
それに、自宅や通った学校などもにお寺の近くが多かった
せいか、いつも手を合わすことに抵抗が無くて…
おまけに宿坊などに泊まったりするのも好きなんです
(余り経験が無いですが)
そして、お線香の香りも好きだったりして…

流石に御詠歌などは歌えませんが、歌が好きなのであと
何十年かしたら歌っているかもしれません…
by coco (2007-08-18 17:57) 

のすけの母

主に左京区の方へ出かけますが、有名な観光地もよく行きます。
中でも下鴨神社がよかったです。

私は幼いころから神を冒涜してばっかりだったような……
だから、今は反省しきりです。
お線香の香りは私も好きです。
アロマはやってませんが、お香はしますし。

そういえば、COCOさんは、一乗寺の恵文社は行かれたことがありますか。
私は、一度行きたいと思いながらかなっていません。
いつか本当に行ってみたいです。
by のすけの母 (2007-08-18 22:25) 

coco

こんにちは。

結婚してから実家に帰ってもなかなかゆっくり友人とも
会う時間が無いので、久々に京都の街を歩くと浦島太郎に
なります。
それに京都の街は帰るたびに凄く変っていっているのです…

おっしゃっている一乗寺の恵文社は知りませんでした。
HPを観るととても面白そうなお店ですね♪
場所的には私の行動範囲だった所ですが…古くから
あったのでしょうか?
又今度行って見たいと思いました♪
下鴨神社!懐かしいですね。

京都で生まれ育ったとはいえ、学生時代も他府県から来た
友人のほうが色々詳しくてビックリでした。
多分、特に今の左京区は母さまの方が詳しいと思います!
いつでも行ける…なんて思っていたら故郷は遠くになって
しまって…
終の住処は関西にしたいとは思っているのですが…
by coco (2007-08-19 17:22) 

のすけの母

私も、当然ですが全然詳しくないですよ。
ただ、有名なところはやはり行っておきたいと思い、京都まで行ったときには必ず一箇所は立ち寄るようにしています。
残念ながら今夏はかないませんでしたが。

京都は、いたるところに神社仏閣があり、どこを切り取っても絵になりますね。
そんな中、下鴨神社はなんだか異空間のような印象を受けました。
広い森自体神秘的ですし。
また行ってみたいところです。

恵文社は、雑誌「月刊 茶の間」で知りました。
この雑誌は、お茶やお茶菓子の通販ものですが、京都案内もおもしろいので、以前購読していたのです。

京都の話をしていたら、また出かけていきたくなります。!!
by のすけの母 (2007-08-19 21:49) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。