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「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」 [(そして絵も)]

またドビュッシーです♪
火曜日の「ぴあのピア」で、初めに交響詩「海」が取り上げられていました。
なんと、初版楽譜の表紙は、北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」!!

またまた「ぴあのピア」のうけうりですが、
ドビュッシーはこの絵に感動して、
「海の物音 
海と空をへだてる曲線
それらの記憶が
私たちの外に広がり
音楽として聞こえてくるのです
それは己の内に
自らの和声を秘めています」
と感じ入ったとか。

私もこの絵は大好きです。
日本人のDNAからか、富士山には信仰のような思いがあります。
(東に向いていくとき、富士山が見えると幸運がおとずれると思いこんでいます!)
海の向こうに見える富士、
絶景のポイントは少なく、それも必ず見えるとも限りません。
だから、「冨嶽三十六景」の中でも、この「神奈川沖浪裏」が一番のお気に入りです。
こんな角度から一度でいいから見てみたいですが、かなづちの私にはかなわぬことです。




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コメント 4

e-g-g

1975年に買ったブーレーズのドビュッシー、
そのLPのジャケットがこの絵でした。
クラシック聴き始めの頃で、なんとお洒落な!と思いましたね。
でも、初版楽譜の表紙に使われていたとは、まったく知りませんでした。

ちなみにLPは
" BOULEZ CONDUCTS DEBUSSY "
CBS SONY SOCL1042
オーケストラはニューフィルハーモニア管弦楽団、
1966年の録音です。
by e-g-g (2007-10-19 14:39) 

ポッチ

のすけの母さん、こんにちは♪
そうなんですよね、ドビュッシーはこの絵をとても気に入っていて、部屋にも飾っていたのが写真に残っているんですよね・・・って、私も「名曲アルバム」の受け売りです(笑)。「本物は本物を知る」ということなのでしょう。
初版の楽譜の表紙に使われていたなんて、粋!e-g-g さんのLPもお洒落ですね。LPのジャケットだから、見応えがあるでしょう。

さっそく絵を思い浮かべて「海」を聴いてみますかな。
by ポッチ (2007-10-19 15:52) 

のすけの母

e-g-gさん、こんばんは。
ポッチさんもおっしゃっているようLPならではですね。
もしCDで使われたとしても、小さくてちまちましていて、物足りないにきまっています。
でも、CDでもいいので、この絵のドビュッシーのが発売されないかと切望します。
by のすけの母 (2007-10-19 21:17) 

のすけの母

ポッチさん、こんばんは。
日本の文化が受け入れられていたと思うと感慨深いですね。
この「神奈川沖浪裏」は、インスピレーションを喚起させる何かを持っているんでしょうね。
芸術の才のない私も、この絵があれば是非飾りたいです!!
「海」はまだライヴ未経験なので、一度生を聴いてみたいです。
by のすけの母 (2007-10-19 21:22) 

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