五山送り火 [京都]
以前京都の五山送り火の番組を見てから、機会があれば是非一度見てみたいと思っていましたが、とうとうそれがかないました。
ちょうど「法」の字を近くに望める場所に行くことができ、点火前の様子まで見ることができました。
もし、こういうことを例えばアメリカがやろうとすれば、度を超えた演出をこらすでしょう。
点火までカウントダウンをしたり、花火で点火したり……。
しかし、この送り火は、すべて人の手によってなされます。
ですから、いっときに字が浮かび上がるような点火はできず、
消える時も、自然に消えるわけです。
御霊を送る名残や余韻を表すのに、ぴったりだと思います。
私も数珠を持参して、送り火に見入っていました。
こんにちは
>この送り火は、すべて人の手によってなされます
風情があって良いですね。
なんでもかんでも計算されショーアップされたイベントばかり。
だから、ひとつが終わると「次は?」とせっかちになるんですね~。
人も自然も、もっとファジーなはずなのに。
五山送り火、私も一度は見たいですね。
by e-g-g (2009-08-18 08:15)
この送り火を見て、あらためて京都は高層ビルがないことがわかりました。もしビル群があれば、送り火も全然見えないでしょう。街が一体となって、伝統を守り景観を保っています。
もし機会があれば、また見たいと思いました。
by のすけの母 (2009-08-18 20:46)
送り火を見送られたのですね。
僕の家の菩提寺は京都の法華宗系の寺で、檀家さんもこの「妙法」の送り火のお世話をしています。皆さん、法事のときなどでは法華経を暗誦なさるので、たぶん毎朝毎夕、お勤めをなさっているのだと思います。
去年の法事の時に、政治の混乱の話題になったときに『ぼちぼち坂東から都を返してもらわんとおへんなあ』と言う人が居て、かなわないなあ~と思いました(笑)
by ヒロノミンV (2009-08-23 10:13)
「妙法」は、檀家さんが世話をするんだと、テレビで言ってましたが、本当にそうなんですね。一つ一つのことに、歴史の重みを感じます。
>ぼちぼち坂東から都を返してもらわんとおへんなあ
言いますね!!でも、結構本気と違いますか?
私も三重出身で、現在住んでいる尾張より由緒があると勝手に誇り(?)に思っていたりします。
by のすけの母 (2009-08-25 12:45)