SSブログ

『海辺のカフカ』と百万ドル・トリオ [CD(クラシック)]

今もいろいろ本を読んでいます。
ただ、なかなか「コレ!」という本に巡り会えないでいました。

そこで、この夏読んでみた村上春樹にもう一度返ってみようと思い、『海辺のカフカ』を読んでみました。

これが、おもしろい!!
15歳の家出少年が主人公というから、初期の青春小説の類かと思いきや、それはとんでもありませんでした。
物語の進行も、登場人物も、ともに単純ではなく、
とにかくひきこまれて、
時間があればとにかくこの本を読むことに没頭し、
一気に読んでしまいました。

海辺のカフカ (下) (新潮文庫)

海辺のカフカ (下) (新潮文庫)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/02/28
  • メディア: 文庫

その中で出てきたベートーヴェンの「大公トリオ」。
百万ドル・トリオによる「大公トリオ」。

そういえば、うちにあったような……
昨夜捜したところ……
ありました!!
持ってました。

早速聴きました。

古い録音ですが、小説の中でのように、古風な喫茶店でおいしいコーヒーの香とともに味わうのにぴったりな雰囲気を醸し出していました。
私がこのCDを買ったのは、もう一曲収録されているシューベルトの方がお目当てだったので、
ベートーヴェンの方をこんなにじっくり聴いたのは初めてです。

で、やっぱり、シューベルトの方が好きです、今のところは。

ベートーヴェン : ピアノ三重奏曲第7番 「大公」&シューベルト : ピアノ三重奏曲第1番

ベートーヴェン : ピアノ三重奏曲第7番 「大公」&シューベルト : ピアノ三重奏曲第1番

  • アーティスト: ルービンシュタイン(アルトゥール),ベートーヴェン,シューベルト,ハイフェッツ(ヤッシャ),フォイアマン(エマニュエル)
  • 出版社/メーカー: BMGインターナショナル
  • 発売日: 2000/11/22
  • メディア: CD


nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 2

コメント 2

e-g-g

「大公トリオ」が出てくるのですか。

>時間があればとにかくこの本を~
これは読んでみないといけませんね。

by e-g-g (2009-10-20 20:14) 

のすけの母

このお話、e-g-gさんのお好みかどうか不安ですが……
でも、「大公トリオ」はそれなりに効いています。
なかなかです。
by のすけの母 (2009-10-23 20:23) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。