『海辺のカフカ』と百万ドル・トリオ [CD(クラシック)]
今もいろいろ本を読んでいます。
ただ、なかなか「コレ!」という本に巡り会えないでいました。
そこで、この夏読んでみた村上春樹にもう一度返ってみようと思い、『海辺のカフカ』を読んでみました。
これが、おもしろい!!
15歳の家出少年が主人公というから、初期の青春小説の類かと思いきや、それはとんでもありませんでした。
物語の進行も、登場人物も、ともに単純ではなく、
とにかくひきこまれて、
時間があればとにかくこの本を読むことに没頭し、
一気に読んでしまいました。
その中で出てきたベートーヴェンの「大公トリオ」。
百万ドル・トリオによる「大公トリオ」。
そういえば、うちにあったような……
昨夜捜したところ……
ありました!!
持ってました。
早速聴きました。
古い録音ですが、小説の中でのように、古風な喫茶店でおいしいコーヒーの香とともに味わうのにぴったりな雰囲気を醸し出していました。
私がこのCDを買ったのは、もう一曲収録されているシューベルトの方がお目当てだったので、
ベートーヴェンの方をこんなにじっくり聴いたのは初めてです。
で、やっぱり、シューベルトの方が好きです、今のところは。
ベートーヴェン : ピアノ三重奏曲第7番 「大公」&シューベルト : ピアノ三重奏曲第1番
- アーティスト: ルービンシュタイン(アルトゥール),ベートーヴェン,シューベルト,ハイフェッツ(ヤッシャ),フォイアマン(エマニュエル)
- 出版社/メーカー: BMGインターナショナル
- 発売日: 2000/11/22
- メディア: CD
「大公トリオ」が出てくるのですか。
>時間があればとにかくこの本を~
これは読んでみないといけませんね。
by e-g-g (2009-10-20 20:14)
このお話、e-g-gさんのお好みかどうか不安ですが……
でも、「大公トリオ」はそれなりに効いています。
なかなかです。
by のすけの母 (2009-10-23 20:23)