名フィル 第３６４回定期演奏会～燃える炭火に照らされた夕べ～ [名フィル]
１２月１１日（金）１８：４５ 愛知県芸術劇場コンサートホール
カルメン幻想曲（ボルン）
組曲『子供の領分』より「雪は踊っている」（ドビュッシー／カブレ編）
アルドゥル・ノワール（黒い熱）～ドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」による（ドビュッシー／ホリガー）
フルート協奏曲『…静寂の時…』〈ジャレル）
バレエ『ペトルーシュカ』［1911年版］（ストラヴィンスキー）
［指揮］フィッシャー／名フィル
［フルート］エマニュエル・パユ
［ピアノ］碇山典子
この天気の悪い中、金曜の夜というのに、よくもまあ人の入ること！！
やはりフィッシャーさんだから？
それともパユさんがお目当て？
そういえば、女子高生がけっこう来てきたような……。
今回の演奏会は、開演前から打楽器に釘付け！！
とにかくある！ある！！ある！！！
あれ、なんて名前の楽器なんだろうか？
どうやって音を出すんだろうか？
なんてワクワク感いっぱいでした。
まるで、「のだめ」中のヤドヴィの部屋みたいな感じ。
パユさんのフルートもすばらしかったです。
ただ、「フルート協奏曲」は、フルートより打楽器に目が行ってしまい、
結局打楽器の印象が一番！！
最後の方で、３人の打楽器奏者がりんを手のひらに受け、もう１人が木魚を叩いたので、
ここは葬儀会館？みたいな感じで、「ただ今からご焼香お願い申し上げます」なんて声がかかるんじゃないかと、不謹慎なことを想像してしまいました。
曲としては、「アルドゥル・ノワール」がとてもよかったです。
やっぱり、ドビュッシー。
でも、時々ラヴェルっぽく、とにかくフランスの薫りが漂ってきました。
なんか名フィルの定演で初めての曲を聴くのが定番になってきて、
巷のチラシの来日もののプログラムが、あまりにメジャーなもののオンパレードで、逆に驚いたりします。
今となっては、刺激が薄すぎるでしょう。
名フィルに幸あれ。
いい演奏会でしたね。
「ペトルーシュカ」しか眼中になかったのですが、
前半のフルート協奏曲は、想像を超えるものでした。
「ペトルーシュカ」も伸びやかな演奏で、期待を
遥かに上回りました。
やるねぇ名フィル！
今年のコンサートはこれで終了、年明けは
読売日響から始まりそうです。
by 珈琲党 (2009-12-12 09:00)
とてもいい演奏会でした。
名フィルも、フィッシャーさんが来てから、練習もたいへんなんじゃないかと思いますが、それだけにめきめき腕をあげているようにも思えます。
私も、これで今年のLIVEは終わりです。
来年の聴き初めはなんだったかしら……？
by のすけの母 (2009-12-13 07:43)
こんにちは！
土曜日に出かけました♪
打楽器好きにはたまらない編成でしたね！
フルート協奏曲の最後の部分、わたしものすけの母さまと同じことを考えておりました。。。
それにしても、パユさまは素晴らしかった！！
前半で体力を使い果たし『ペトルーシュカ』のときは「うつろ」だったんですが、とにかく楽しい演奏会でした。
わたしは、今週の金曜日の名フィル定期がLIVE納めとなりそうです♪
by みーちゃ (2009-12-14 13:33)
みーちゃさん、お返事が遅くなりました。申し訳ありません。
あのコンサートの感動も、たった一週間前というのに、世事の喧噪にかき消され、なんだか遠い昔のことのようになってしまいました、悲しい……。
今日は雪ですので、外出もままなりません。
音楽でも聴いてゆったりできればと思います。
by のすけの母 (2009-12-19 09:04)
こんにちは。
昨日の読売新聞夕刊にフィッシャー＆名フィルが
大きく取り上げられていて（この定期演奏会について？？）、
その記事を読むだけでこのコンビの最近の躍進、優秀さ、
プログラムの充実振りが伝わってきました。
東京に住んでいるにもかかわらず家にこもってＣＤでしか
音楽を聴くことがなくなってしまった私には（汗）
こんな素晴らしい地元密着のオケがあることは羨ましい限りです。
by ｈａｒｕ (2009-12-23 03:40)
そうなんですか、読売新聞に載ったんですか。
名フィルの最近の充実ぶりには目を見張るものがあります。
地元にこういうオケがあるというのは誇りです。
ただ、現在の不況や仕分け作業などのオーケストラへの影響は心配ではありますが……。
by のすけの母 (2009-12-23 20:31)