浪岡正太郎 [音楽の雑談]
ひょんなことから、NHKの朝ドラ「つばさ」を見始め、
毎日録画して楽しんでいます。
ロック好きの者として見逃せないのは、〝浪岡正太郎〟なる人物。
彼が持っていたレコード(CDじゃない!!)が、見覚えのあるジャケット。
あれはきっとキング・クリムゾンだよ。
クリムゾン・キングの宮殿 (ファイナル・ヴァージョン)(紙ジャケット仕様)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: WHDエンタテインメント
- 発売日: 2006/02/22
- メディア: CD
「ジュピター」 [音楽の雑談]
今夜の「名曲探偵アマデウス」は、「ジュピター」!!
いつもは、録画しておいて、いつかそのうち……と思うのに、
今夜はリアルタイムでバッチリ^^
やっぱりやっぱり、やっぱりやっぱりいい!!
最近、音楽にもほとんど触れていないので、
よけいに、心にしみわたりました。
完璧な美の世界。
数学的な美しさ。
後にも先にも、こんなすばらしい曲はない!!
「ジュピター」はやは至高の芸術作品。
N響アワーでキタエンコの「悲愴」を聴く [音楽の雑談]
サントリーホールでは、第3楽章のあとに拍手は起こったのか?といった関心もあって、
いつも以上に熱を入れて見始めました。
朧月夜 [音楽の雑談]
この春から刊行されている『週刊 日本の歳時記』。
日本の季節感を表した美しい日本語がちりばめられていて、
この手の週刊ものに初めて夢中になっています。
その中の「朧月」の写真にとてもひかれました。
それは写真なのに、まるで日本画のようです。
昼間の「霞(かすみ)」に対して、夜の「朧(おぼろ)」。
ちょっとくすんだ風景こそ、春。
そんな春を端的に表した歌「朧月夜」は、とても好きな歌です。
小学校のときに習ったその歌ですが、
子供のころから好きだったと思います。
今でも、その歌詞がすぐに浮かびます。
菜の花を見ると、口ずさみたくなります。
今と違って当時の音楽の教科書には、はやり歌などなく、
いってみれば古めかし歌が多く、
どうも好きになれないものもありましたが、
この「朧月夜」(そして「花」「夏は来ぬ」も!)は、とても好きでした。
今あらためて詩を見ると、本当に美しい日本語です。
若いころは好きでなかった文語定型詩に、今とても魅力を感じる所以でもあります。
菜の花畠に、入日薄れ、
見わたす山の端(は)、霞ふかし。
春風そよふく、空を見れば、
夕月かかりて、にほひ淡し。
里わの火影(ほかげ)も、森の色も、
田中の小路をたどる人も、
蛙(かはづ)のなくねも、かねの音も、
さながら霞める朧月夜。
医楽同源 [音楽の雑談]
風邪をひき、せっかくの休日も「北斎展」にも行けず、家にこもってました。
そんな中見た「N響アワー」。
心の滋養強壮です。
とにかく、ここのところまともにCD1枚すら聴いていません。
だから、「N響アワー」は、1時間音楽をじっくり聴けるいい時間として定着しています。
「医食同源」ならぬ「医楽同源」(!?)です。
病気も、「病体」と言わないところをみると、「病は気から」と言うぐらいなので、心が元気になれば風邪もふっとぶということで、良い音楽を聴いて元気になろう!!……ということです。
今夜の「N響アワー」は、ベートーヴェンの「皇帝」に、ドビュッシーの「牧神」、そしてフォーレの「レクイエム」って、これはもう私のため?って思ってしまう選曲です。
(ちなみに今日は一つ年とりまして……)
(大好物のモンブランをダンナにプレゼントしてもらいました☆)
(これで、風邪も治るというもの……花より団子の私!!)
ところで、この前の金曜日、NHKーBSでN響定演(シベリウスプログラム)をやるというので、予約録画して仕事に行き、楽しみに帰ったというのに、なんとBS1で録画!!
大失敗!!
「N響アワー」を見て楽しみにていたというのに……残念!!
さ、明日から元気に仕事できるよう、ユンケル飲んで頑張ろうっと。
「カメラで音楽を撃て~写真家 木之下晃 創造の秘密~」 [音楽の雑談]
今日はお休みだったので、昨夜録画しておいた「カメラで音楽を撃て~写真家 木之下晃 創造の秘密~」を見ていました。
(この番組は、NHKのハイビジィン特集ですが、ハイビジョン特集はおもしろい内容の放送が数多くあり、とても楽しみにしています。今夜は、「描いて、また描く~日本画家 石踊達哉の365日~」。明日は、「ピアノの詩人ショパンのミステリー」。明日からは忙しくなるので、すぐには見られないでしょうけれど、録画しておいて、ゆっくり見たいと思っています。)
この木之下さんは、71歳というのに、高いカメラ窓まであがって指揮者の写真を撮るのです。
いや、見ていて、とても71歳には見えません。
背筋がピンと伸びていて……いや、若かったら背筋が伸びているかと言えば、そうではありません。
若い人の姿勢の悪い姿はよく見かけます。
いや、年齢なんぞ関係なく、姿勢のいい人悪い人がいます。
生き方を反映するかのように、姿勢のいい人を見ると思ってしまいます。
茅野市美術館に展示されたというベームや朝比奈隆の眼も魅力的でした。
特に、ベームの眼だけでオケを動かすというのは、さもありなんで、興味深かったです。
スウェーデンのドロットニングホルム宮廷劇場は、またすばらしいところで、
とにかく、西洋音楽は、当たり前だけれど、歴史と伝統という重みを背負っているということを痛感しました。
そして、なにより、このデジタルの時代において、フィルムで撮影しているというのが、一撮入魂のようで、写真家の魂を感じました。
だからこそ、ブレンデルのメガネに鍵盤が映り込んでいるという傑作も撮ることができたのでしょう。
この写真にはもうびっくりでした。
クラシック公演のチラシ [音楽の雑談]
クラシックコンサートに出かけると、入り口でたくさんの公演チラシを手渡されます。
そのチラシは、公演日時順にして保管しています。
それを見れば、いつ・どこで・どんな公演があるかわかるし、それを手がかりにどんなコンサートへ行こうかと検討もできます。
なので、私にとっては貴重な情報源で、しっかりもらって帰ります。
このチラシについて、今日の朝日の夕刊では、「変わるか定番チラシ」という記事が載っていました。
これらのチラシは、どれも似通っているので、ひと味違うチラシのデザインの開拓が試みられたという話です。
上にも書いたように、私には貴重な情報源なので、1枚1枚丁寧に見、なおかつ保管しています。
(公演日が過ぎると、廃棄しています。)
「情報源」ということは、「いつ・どこで・誰が・何を」という要素は不可欠で、デザインが似通っていることはどうでもいいのです。
もちろん、私のような人ばかりではなく、もっと違ったデザインなら印象に残ったかもと思う人がいても、まったく不思議ではありません。
ちなみに、このチラシ、結構いい紙を使っていて、たまに裏が白かったりすると、メモ用紙へと変身します。
ただ、裏が白いものはまれで、ほとんどは両面印刷、そして、上質紙。
なので、気に入ったコンサートや演奏者のものは、捨てずにとっておいてあります。
これが、物が減らない一因ですね。
今、何か目をひくチラシはないか、と探していたら、
ありました!!
水色が印象的なこのコンサートは……フランス国立リヨン管弦楽団で、ドビュッシーにラヴェルではないですか!!
11月12日か……月曜なので、おそらく無理でしょう。
残念!!
秋川雅史さんの「君が代」 [音楽の雑談]
昨夜はいろいろ工面して、国立競技場へ行ってきました。
サッカー五輪予選を観るためです。
サッカーの内容や感想については、サッカーブログに譲り、今日は「君が代」について。
これまで、A代表の試合は、実は日韓W杯のときに1回観ただけ。
そのかわり、下のカテゴリーの代表試合はちょこちょこ観ています。
そして、その度に不満なのが「君が代」でした。
若い層の観客が多いせいか、若者には人気がある、しかし、聴くに耐えないと言っても言い過ぎではないような「君が代」を聞かされたこともあり、辟易していました。
それが、です。
昨夜はなんと、今巷で話題の秋川雅史さんの君が代でした!!
私は、常日頃ブログでも時折話題にするよう、流行りものにはどうしても距離を置きます。
それで、例の「千の風云々」(題すら正確に知りません!!)も、まともに聴いたことはないのですが、
ただ、歌自体は、さすがプロ!!と思っておりました。
だから、です。
昨夜の「君が代」は、これまで聴いた中でも群を抜いて最高でした。
生で聴けて、もうそれでお腹いっぱい状態になってしまったほどです。
なぜなら、その後のサッカーの内容が芳しくなかったので。
とにかく、わざわざ東京まで出かけてよかったです♪